クエスト作成の指針を用意して欲しい
主にクエスト作成初心者のマスター向けに以下の3つの指針を用意して欲しいです
1.世界観の指針
現状、公式NPCのプロフィールやリーンという街の情報すら公開されていないので軽くセリフを喋らせるにも苦労します。せっかくキャラクターの画像や背景の素材があるのですからそれを使いやすい土台があればクエスト作成に踏み切りやすくなると思います。
2.判定の指針
クエストノーツは戦闘面はルールがカッチリ決まって(というか自動的に処理され)ますが、判定に関するルールがダイスを3つ使うというところしか決まっていません。隠れた気配を察知する、あるいは身を隠す、崖や壁をよじ登る、罠を解除する……などの冒険中によくあるシチュエーションに関して使用するスキルと能力値を指定(いっそマスターはドロップダウンリストから選択すればよい形に)し、達成値ごとの世界観的な説明(例えば、達成値10であれば技能を持たない一般人程度の腕前、達成値15はそこそこの技能か能力のある者の腕前、等)があればクエスト内で判定をさせやすいと思います。
3.戦闘の指針
TRPG的に、クライマックスには戦闘を持ってきたいことが多い反面、戦闘シーンのバランス取りは考えなければならない情報量が多く、難易度が高いです。
最終的にはテストプレイをして調整するとしても、「このレベル帯のPCには大体これくらいの敵をこれだけ配置するのがよいでしょう」というレベルの簡単な指標も無いのはクエスト作成を躊躇う理由になっています。
その指針を作る為には十分なバリエーションとレベル分布の敵キャラクターが必要になるので簡単な話ではないですが、例えばマスターがオリジナルで敵を作るにしてもそのお手本となる物が要るので敵キャラクターを増やすことも合わせて必要なことだと思います
※※また、予め述べておきますがこれは「指針に沿わないクエストを排除する」という目的の提案ではありません
型破りをするにしてもまずは型が必要です
自由な表現以前に、「クエストの形にする」ことに不慣れな、まだ勝手のわからないマスターのための言わば「補助輪」のような役割として指針が必要だと考えての提案ですので誤解なきよう※※
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matutake313 がコメント済み
結論からいいますと世界観やイメージの指針は私はあまりやらない方が良いと考えています。
しかし技術的サポートはした方が良いと考えています。
前者に関しては好みが深く関わるからです。
後者に関しては私がよくマスター初心者の方から『クエスト作成が技術的に難しい』という話を伺うためです。1に関しては指針を作ることは慎重派です。
なぜならば排除までは行かなくても多様性を損なうことが考えられるからです。
公式の指針があると、やはりマスター側はそこに合わせます。
またマスター初心者の方々のクエストを見ても公式NPCのキャラ付けは多種多様であり、これは指針がないからこそ多種多様であると考えられます。
確かに指針があったほうがやりやすい方もいらっしゃるとは思いますが、同時に自由にやりたいという方もいらっしゃると思いますので、1の指針があるからと言って作りやすいかは疑問です。
またマスター初心者の方々の話を伺っていて一番多い話は『クエスト作成が技術的に難しい』であるため、世界観やイメージの指針がクエストの作りやすさに及ぼす効果はあまりないと考えています。2に関しては1と同様に世界観やイメージの指針を作ることは慎重派です。
しかし判定の数値の難易度が分かりづらいという面があります。
そのため判定の確率やPCのレベル帯ごとの補正の分布や平均など確率論や統計学的なサポートがある方が良いと考えています。3に関しては以下の部分以外は全面的に同意します。
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最終的にはテストプレイをして調整するとしても、「このレベル帯のPCには大体これくらいの敵をこれだけ配置するのがよいでしょう」というレベルの簡単な指標も無いのはクエスト作成を躊躇う理由になっています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――上記の部分だけ反対する理由は"「このレベル帯のPCには大体これくらいの敵をこれだけ配置するのがよいでしょう」"の部分は好みが関わるからです。
難易度の好みから戦闘にどれだけ注力するかの好みまで多種多様な好みが関わっており、その部分で公式が指針を作ることは反対です。それ以外の部分は全面的に同意します
クエストの敵は数値やAIなど技術的なものが深く関わっているため、作るハードルが高いと考えています。
実際、RPボードを作成していらっしゃる方から『敵を作らなくて良いため、作りやすい』という話を伺っています。
そして現在のRPボードの多くは敵が存在しないため『敵を作らなくても良いため、作りやすい』という要素は大きいと考えられます。そのため参考になるもしくはそのまま使える多種多様な敵があることは非常に良いことだと考えています。
以上です。お読みくださりありがとうございました。